平成21年度 学校経営計画
1. 目指す学校像
【 校 訓 】「正しい理念」「希望と意志」「行動と反省」
【 教育目標 】
1 自立した個人としての成長をめざし、自主自律の精神を実践する人を育てる。
2 有為な社会人をめざし、正義を愛し人権を重んじ自他を深く愛する人を育てる。
3 平和的な国際人をめざし、奉仕と連帯の精神を実践する人を育てる。
【目指す学校像】
本校は、創立以来「学び」の基本として、2つのシンボルを掲げてきた。
1つは、ギリシアのデルフォイにあったアポロン神殿の玄関の柱に刻まれていた「GNOTHI SEAUTON」=「汝自身を知れ」という言葉であり、もう1つは、自主自律の精神を培う「ノーチャイム制」である。
自分の無知の自覚から出発し、真の知を求め、正しく生きることを考えそれを希望し実行する生徒を育てることが、2つのシンボルに掲げられた願いである。
今年度のスローガン
―南平高校の楽しい思い出に「授業」がある生徒は幸せだ―
・教育活動や学校運営が活力ある「知の創造」に直結している学校。
・生徒と教職員が「学び」を機軸に結集し、学習活動を絶対的な価値とする学校。
・生徒と教職員が互いに尊重し合い、信頼と親愛によって結ばれている学校。
・生徒の主体的に学ぶ意欲を育み、その自己実現を最大限に叶える学校。
・生徒の自主性を育むため専門的な指導・助言の技術や経験をもつ学校。
・教職員が研究・研修に励み、互いに切磋琢磨して実践に生かしている学校。
・地域住民や中学生から敬意と羨望をもって評価される学校。
・経営計画が明快な組織目標となって全教職員に浸透している学校。
2. 中期的目標と方策
目標(1) 進路選択の基礎となる学力を確実に向上させるため大胆かつ柔軟に発想を転換して独自の指導プログラム (「ナンペイシステム」)を引き続き開発、実施する。
(新教育課程を見据えた教育課程の改善)
・興味関心ある分野を自ら進んで学ぶ能力を育てる。
・自己の学力レベルを把握し、学習計画を立案し管理する能力を育てる。
・日本語の理解力・表現力、説明能力、意思疎通能力…など多様な能力を育てる。
方策
@ 本来の評価の役割(学習状況の点検、課題の発見、改善への動機付けなど)に即した評価方法の研究、実践を進める。
A 進路指導部による学力診断データの蓄積を図る。
B 学習の自己管理能力を向上させるため、学習計画、学習記録の徹底を図る。
C 日本語能力の向上を図り、読書活動の推進など多様な取組みを展開する。
D 情報活用能力の向上を図り、ICT環境の整備とICT教育の充実に努める。
E 多摩動物公園との連携による学校設定科目「奉仕」の円滑実施と充実を図る。
F 放課後や長期休業期間を活用し、個に応じた指導や組織的な補習を展開する。
目標(2) 望ましい職業観、勤労観の形成を図りながら適切な進路選択を促すとともに、現役進学率の向上と進学先ランクアップを図る。(キャリア教育の充実)
@ 3年間を見とおした体系的、総合的な進路指導計画を策定し、キャリア教育を着実に実施する。
A 1年次より、計画的なキャリア教育を実施し、講演会や体験活動などをとおして、多様な職業、専門分野について啓発を図る。
B 高大連携の推進などを通じ進学希望先ヘの理解を深めさせる。
C 総合的な学習の時間の一部として、職業・専門分野について研究させる。
目標(3) 自己管理能力を高め、自主自律の精神を培うため、生活指導や特別活動の充実を図る。
@ HRや授業を通じてノーチャイム制の意義について理解を深めさせる。
A 自身の生活行動と社会規範の関りについて日々問いかけ、行動改善を促す。
B 学校保健計画に基づき、学校全体で健康づくりや体づくりに取り組む。
目標(4) 地域の人々に理解され、愛され信頼される学校づくりに励む。
@ 日野市内の中学校との教育連携事業を推進する。
A 基盤地域である八王子、日野地域への情報発信をきめ細かに行なう。
B 募集活動、学校説明会に創意工夫を凝らす。
C ホームページなど多様な媒体を利用してきめ細かい情報提供を行う。
D 施設の計画的な改修を行い、学習環境の整備に努める。
目標(5) 質の高い教育活動を目指し、研修研究に努める
@ 外部評価を踏まえた授業改善計画を作成する。
A 長期休業日を活用し授業改善研修会やその他の研究発表会を行う。
B 日常的に教員相互の授業参観や研究授業を行う。
C 保護者と連携した研修会や協議会を企画する。
3 本年度の取組み目標と方策
(1)教育活動の目標と方策
@ 学習指導を充実させ、主体的に学ぶ姿勢を育成する。
・家庭学習の定着を図る効果的な学習指導計画を研究、実践する。
・教員一人ひとりが昨年度の授業評価を踏まえ、生徒が興味関心を持ち授業に取り組めるように授業の改善工夫を行う。
・学習計画表や学習記録を作成させ、学習の自己把握、自己管理を促す。
A 5年後10年後を見通したキャリア教育を充実させ、生徒の進路実現を図る
・進路指導部の組織改変と全体計画の見直しを行う。
・進路指導部と連携し学年ごとに指導目標を明示して、系統的な指導を行う。
・中央大学オープンキャンパス南平版を一層充実させる。
・近隣の諸大学との新たな連携事業を開発する。
B 生徒の自己管理能力を高める生活指導を展開する。
・生活指導の意味を生徒に十分に理解、納得させて自律的な生活習慣を確立させる。
・部室管理や下校時間の厳守など必要なしつけをしっかり指導する。
・大型ロッカー配備完了を受け、所持品管理や整理整頓を徹底的に指導する。
・美化活動を更に充実させ、環境問題への取組みへと発展させる。
・行事においては生徒の自主的な企画運営を促し、適切な指導助言と支援を行う。
C 教職員で共通理解を持って健康教育を進める。
・学校保健計画を公開して保護者の啓発にも努め、健康教育への協力を得る。
・学校教育相談体制の構築を図り、家庭と連携した生徒の心の問題解決に当たる。
・体育的行事や部活動中の事故防止のため、事前の指導をより丁寧に行う。
D 部活動と行事の充実を図り、生徒の自主自律の精神を養う。
・各行事の準備期間を十分に保障し、より良質の行事に高める。
・部長会などの組織を通じて各部の規律ある活動や自主的な挨拶の励行を促す。
・各部の活動状況や成果を全校的に学校内外に組織的に紹介し、互いの励みとする。
E 地域連携の拡充を図る。
・志願者が増加している府中・多摩・立川・町田地区などにも手厚い発信を行なう。
・日常の教育実践や生徒の活動状況を広く地域に紹介する。
・日野、八王子地区の各中学校ヘの出前授業を積極的に推進する。
F 校内研修の充実、人材育成を図る。
・教職員対象のICT活用研修、校務の情報化、校内LANの整備を計画的に進める。
・授業改善、授業力向上を目指し研究授業を推進する。
・特別支援教育コーディネーターを指名し研修をとおして育成する。
(2)重点目標と方策(数値目標含む)
@ 学習指導の充実
・週末を中心に自宅学習用の課題を与えるなど、学習時間の確保を促し、常に予習または復習を促す授業展開を心がける。(毎日の学習時間40分以上を目指す)
・教員の授業力の向上、授業内容の工夫改善を行うために、研修計画に基づいた、授業研究のための研修を実施する。(3教科以上)
・新学習指導要領を見据えた教育課程の改善を行う。(教育課程委員会の設置)
・ICT化計画に基づいた授業内容の改善に取り組む。
・夏季休業中の補習を40講座(3年生は25講座)以上開講する。課外学習として教員が任意に開講する「自由講座」を年10回以上実施する。
A 進路指導の充実
・1年生には早期にキャリアガイダンスを実施し、進路選択の動機付けを行う。2年生では自己の学力レベルと適性の把握を促す。3年生では、大学進学後の学習に堪えうる学力の練成と一般受験への挑戦を促す。
・多様な分野から講師を招き、年間3回以上の進路講演会を実施する。
・進路指導部と学年との連携を図るために、進路指導部内に学年担当を置く。
・センターテスト得点(受験科目)全科目で全国平均を超えるよう取り組む。
・現役進路決定率を高め86%を達成する。⇒21年度卒業生(現役)「国公立大・難関私大合格者15名以上・私大上位校合格者50名以上」を目指す。
B 生活指導の充実
・服装、身だしなみの指導を徹底し、学校全体に落ち着いた雰囲気を醸成する。
・教室内やロッカー上に私物を放置させず、学習環境を美しく整える。
・学校全体がノーチャイムのもとで機能的、効率的に動くよう指導する。
・教職員が率先して、明るく元気な挨拶を励行する。
C 保健・環境教育の充実
・ごみの分別、ペットボトルのリサイクル等をとおして環境問題に興味関心を持たせる。
・救急法講習会を複数回実施し、受講者の拡大を図る。また、校医や専門家による健康講話を3回以上実施する。
・保健厚生部に学校教育相談の担当を設け学校教育相談体制の構築を図り、家庭と連携した生徒の心の問題解決に当たる。
D 広報活動、募集活動の充実
・ホームページの内容充実と更新頻度を上げ、最新情報満載の魅力ある媒体に育てる。
・地元中学校中心に出前授業を5校、10講座以上実施する。
・学校案内「ナンペイプレス」を年2回(夏・秋号)発行し配布する。なんぺいにゅーすを毎月発行する。
・学校説明会を年間2回以上開催し、参加者合計1,500人以上を目指す。
・一次最終応募倍率1.5倍以上を目指す。(20年度1.52倍)